印象派の時代は、日本の芸術・文化がヨーロッパに紹介された時代でもあります。モネやカイユボットは、絵画はもちろんのこと、庭づくりにも日本の様式を取り入れました。「睡蓮の庭」は、睡蓮の咲く池、藤のからまる太鼓橋、シダレヤナギ、アヤメ、ショウブなど、モネたちが愛したモチーフをふんだんに取り入れ、彼らが思い描いた日本風の庭園を再現しました。
単にショウブという場合は、たいていハナショウブ(花菖蒲)のことです。しかし、本当の「ショウブ」はサトイモ科で端午の節句の菖蒲湯に使われたりするもので、花は全く違います。“いずれあやめか、かきつばた”と言われますが、これにハナショウブが加わると、見分けはいっそう難しいかも知れません。もっとも、ハナショウブは花が大きいことや、色は紫(青紫・赤紫)や白が多いということなので、比較的容易に見分けられるでしょう。 花言葉…幸せ・幸福
春を彩る花木として多く植えられています。車道と歩道の境に植えられているツツジは花がないとどうということもないのですが花盛りになると花のベルトが敷かれたように華やぎます。俳諧では、春の季語です。 花言葉…つつじ全般の花言葉は、愛の喜び・情熱・節制・伝奇
植物図鑑でスイレンというのは載っていないことが多いようです。スイレンは園芸上の呼び名です。和名はヒツジグサ(未草)といい、ヒツジは時刻を表す「未の刻(今の午後 2 時)」で、そのころに咲くといわれていますが、実際は明るくなると開き、暗くなると閉じます。そういうことで、漢名の睡蓮ということなのでしょう。俳諧では、夏の季語です。 花言葉…睡蓮全般の花言葉は、純潔・清浄・甘美・清純な心・信仰
古くから日本人の間では初夏の花として親しまれている花です。 花言葉…乙女の真心・乙女の純潔・調和・美麗
春に桜より少し遅れてピンクの花を咲かせます。花柄が長く花が垂れ下がるため、美女がうつむく姿のような艶やかな印象です。 花言葉…温和・艶麗・美人の眠り
春に白い花を細い枝先にいっぱい咲かせる落葉低木。
茶室に飾られることが多く、清楚な花です。
花言葉…控えめな美しさ・気品